君に会う日が休日

好きなものがあるというのは最高です。

今度は根も葉もMVについて考えてみた

ついに根も葉もRumorのMVが公開されました~!!!やった~~!!

 

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公開日の20時前アケカスのみなさん緊張しすぎてて、いやこれから野音とか音楽番組での披露とかあるけど、これ毎回やってたらさすがに寿命3年くらいは縮まりそうじゃない?となりました。(ブーメラン)(最近本当に野音が命日だと思ってる)

さて早速MVについて語っていきます。

今回のMVの設定をざっと説明すると、ある高校ダンス部のドキュメンタリーがテーマ。メンバーはそれぞれ顧問、生徒、OGの役を演じています。
生徒の中にもライバル関係の子達がいたり、マネージャーや転校生役がいたり、細かい役柄の設定がされています。
この設定に関しては多分オタクがまとめていると思うのでそちらからお願いします。

 

そんな中で今回私が気になったのが、このMVが"物語的な構成に振り切らず、物語的設定とリアル(AKB・曲)がかなり混ざっている”という点です。


そもそも曲自体がAKBに対してのあてがきだと思いますが、その曲とMVの設定を通して全く架空の役柄、物語で"今の"AKBを表現している(そう感じさせる)のって今までにもあまり無かったような気がしていて。

 

 

例えば最近のAKBへのあてがき曲「サステナブル」のMVは、時代が移り変わる中で気付けばいつもそばに居た"AKB"を前面に押し出していて、外から見たAKBの"外"をメンバーが演じることで、概念のAKBとその良さを引き立たせて今に繋げるような構成でした。

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他にも、今回MVが公開されてから巷では"令和の大声ダイヤモンド"と呼ばれていますが、その大声のMVはある高校の文化祭のステージでAKB48大声ダイヤモンドを披露するまでの物語。
あっちゃんがセンター役だったり、当時AKB48秋葉原48と間違えられることが多かったことから秋葉原じゃねーよ!AKBだよ!」というようなセリフもあったり、関係性も含め当時のAKBを表しているものの、あくまでもAKBが生活の中にある"外側"としてその当時を表している構成でした。

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(あと、センチメンタルトレインも天文サークルの物語と合わせて関係性的は表してますが、それと曲自体は離れた存在と考えました。(急に雑))

 

とにかく、3曲例に挙げましたが、根も葉もRumorが"外側"の存在としてでなく"主体"として、さらに曲も併せて今のAKBを表しているMVだということなのです。


つまり、今回のMVはAKBを通して外側が青春の追体験をするだけでなく、それと同時にメンバーが自分自身・AKBを架空の役柄で演じることで、自分たちを追体験しているのでは?と思いました。
"自分たちを追体験"という言葉を書いて私も、(...ん?)となっているのですが、伝わった...?なんとなく伝わりますか...?もしだめだったら教えて下さい。家に押しかけて5時間くらい語らせて頂きます。

 

・岡田さんのインタビューについて

上にも説明したように今回のMVは高校ダンス部のドキュメンタリーですが、冒頭とラスサビ前の2回、岡田奈々さんのインタビュー映像が挟まれています。

 

(冒頭)ダンス苦手なんですよ。だからダンスとはって聞かれると、、私の苦手なもの?

 

(終盤)もう練習の時も絶対に一瞬も気を抜かない、って自分の中で決めてるし、つらくてもレッスン中は泣かないって決めてて。もうしんどくてもみんなとダンスしてる時だけはずっと本気。

 

え~もう分かりますね。こう近くてこう感じてて仲間を、それであっ足音が揃ってるとか、なんだろう、こう気迫みたいなものを横で感じて、髪の毛が振り乱れる瞬間とか。
その動いた時のその風みたいなものが感じた時に、あ~今同じ気持ちなんだなって、思えるんですよ。それが楽しいです。

 

ダンス部の高校生へのインタビューという設定ですが、「みんな」「仲間」を「メンバー」に変えれば、ただAKBの岡田奈々としてのインタビューに聞こえるしそう思って見た人がほとんどだと思います。

 

ではなぜここで岡田さんに語らせたのか、というのはただ単に根も葉もRumorのセンターだから、だと思いますが、じゃあそもそもなぜこのタイミングで、この曲でセンターになってこのMVに仕上がったのか。

 

岡田さん単推しでやってきたわけではないので違かったら申し訳ないのですが、元々まゆゆに憧れてAKBに入り、ザ・アイドル、ザ・優等生のようなアイドルの超王道路線から、髪をバッサリと切りショートカットで自分らしさを出した姿の今までを振り返ると、
"あの頃"に憧れた岡田さんが自分を見つけてから、その良さをどう魅せるかが"今"で、AKB全体としても同じことが言えると思うのです。

 

ひとつ前の「根も葉もの話しよっか」では、楽しいばかりがAKBなど、最近の流れからAKBの強みや良さを見つけて、それを武器として活かせている、というような事を書いたのですが、
変化→良さ・強みの気づき→どう魅せるか
の流れを重ね合わせた時に、今のAKBのセンターとしているべき人が岡田さんで、その岡田さんがインタビューで語るのが妥当なのではと思っています。まあそりゃセンターだからなんだけどオタクだから考えたくなるよね、ってことで流してください。

 

 

で!話は戻ります。
上で自分たちの追体験と言ったのですが、岡田さんだけでなく全ての選抜メンバーがこのMVのなかでそれぞれの自分を演じることで、今の自分と今のAKBを改めて・さらに理解してそれを活かす、今の時期だからこそできる構成だと感じました。

あとこの記事。

realsound.jp

便宜上はMCだけど、番組では鏡のような存在なんです。ひろゆきさんの発言は歯に衣を着せないので、AKB48の現状を言語化していく立ち位置ですね。

とか、

先日の単独コンサートで柏木さんが「全員がAKBに必要とされている思えるコンサートに(意訳)」と言っていたり、今回のシングルにカップリング含め全メンバーが選抜されていたり、ちょうど変わっていく変化が目に見えて来る狭間で、上に向かう今の時期だからこそ、この根も葉もRumorとなり、あてがきの歌詞でやすすがまだ生きていたことを知り(失礼)、このMVの構成となったんだなあと自分の中で落ち着きました。

 

語りすぎてアケ熱が高まるとAKBになりたくなってしまうので、そんな発作を抑えるためにももう一回Dance Practice動画からのMVループしてきます。(目には目を、アケにはアケを.........)

 

 

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